コラム

仙台市職員になるには?大卒程度・高卒程度それぞれの公務員試験の日程や内容について詳しく解説


公開日:2024/3/600更新日:2024/4/26

仙台市は、宮城県のほぼ中央部に位置する、宮城県の県庁所在地です。また、青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区の5区で編成されている政令指定都市でもあり、東北地方の商業の中心となっています。

 

そんな仙台市は、一見都会のような印象を受けますが「杜の都」とも呼ばれ、広瀬川や青葉山などに代表される豊かな水辺と緑があり、自然環境に大変恵まれている土地でもあります。

 

本記事では、そんな仙台市の公務員試験について解説しています。日程に加え、試験内容や受験資格、倍率など、詳しく知ることができるでしょう。あわせて、仙台市の公務員試験対策のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 
  目次

1.仙台市職員になるには?日程や試験内容などの試験概要を解説
 1-1.【2023年】仙台市役所の試験日程(⼤卒程度の場合)
  1-1-1.令和6年度 ※大卒程度区分 公務員試験日程一覧無料ダウンロード
 1-2.【2023年】仙台市役所の試験概要(大卒程度の場合)
  1-2-1.大卒程度の年齢制限・受験資格
  1-2-2.大卒程度の採用試験内容
 1-3.【2023年】仙台市役所の試験日程(高卒程度の場合)
  1-3-1.令和6年度 ※高卒程度区分 公務員試験日程一覧 無料ダウンロード
 1-4.【2023年】仙台市役所の試験概要(高卒程度の場合)
  1-4-1.高卒程度の年齢制限・受験資格
  1-4-2.高卒程度の採用試験内容

2.仙台市役所の採用試験対策と倍率
 2-1.試験内容ごとの配点
 2-2.合格には面接対策が重要

3.より効果的な仙台市職員の公務員試験対策を行うなら

4.まとめ
 

 仙台市役所職員になるには?日程や試験内容などの試験概要を解説



仙台市の市役所職員となるためには、仙台市の公務員試験に合格する必要があります。どのような試験なのか、大学・高卒それぞれの日程や試験概要について詳しく解説していきます。

 

2023年の仙台市役所の試験日程(⼤卒程度)

2023年における大卒程度の試験日程は以下の通りです。受験年度や職種によって日程が異なる場合があるので、必ず受験案内には目を通すようにしましょう。

 

<⼤卒程度(事務)・消防⼠(⼤学の部)>

 

<⼤卒程度(福祉・衛生・土木・建築・機械・電気・化学・造園)・獣医師・⼼理・保健師>

 

<大卒程度・消防士(大学の部)合格発表>

仙台大原では主に宮城県における令和6年度(2024年度)の大卒程度区分の公務員試験日程を独自にまとめています。随時更新しており、日程一覧は下記からダウンロード可能です。

 

【2023年】仙台市役所の試験概要(大卒程度の場合)

仙台市役所の採用試験について、大卒程度の試験概要を紹介します。

 

大卒程度の年齢制限・受験資格

仙台市役所の大卒程度の職種は、35歳が年齢の上限となっています。ただし、消防士のみ29歳が上限になるため、注意が必要です。

 

また、受験資格についても年齢や国籍、犯罪歴がないことなどが条件とされています。これに加え、福祉・衛生・獣医師・保健師の職種は、それぞれの資格や免許を保有している必要があるので、確認しておきましょう。

 

大卒程度の採用試験内容

仙台市役所の大卒程度の試験内容について解説します。


 

【2023年】仙台市役所の試験日程(高卒程度の場合)

2023年における高卒程度の試験日程は以下の通りです。受験年度や職種によって日程が異なる場合があるので注意しましょう。

 

<高卒程度(事務・学校事務・土木・建設・機械・電気)・消防士(高校の部)>

 

<高卒程度・消防士(高校の部)合格発表>

 

公務員試験は受験する職種や自治体により、日程が異なります。第一希望が仙台市職員の場合、日程が被らない国家公務員一般職や特別区職員、近隣市区町村職員など併願するのがおすすめです。

 

そのためには各職種の試験日程の把握が必須になります。

 

仙台大原では主に宮城県における令和6年度(2024年度)の高卒程度区分の公務員試験日程を独自にまとめています。随時更新しており、日程一覧は下記からダウンロード可能です。

 

 

【2023年】仙台市役所の試験概要(高卒程度の場合)

次に、仙台市役所の高卒程度の試験概要を確認していきましょう。

 

高卒の年齢制限・受験資格

仙台市役所の高卒程度の年齢制限は、23歳が上限です。

 

また、土木・建築・機械・電気区分については、高等学校等で各区分に関連する課程・学科を専攻して卒業した人、もしくは令和6年3月までに卒業する見込の人、又は人事委員会がこれらに準ずると認める人に受験資格が与えられると定められています。

 

高卒程度の採用試験内容

仙台市役所の高卒程度の試験内容は以下の通りです。

 
   

 仙台市役所の採用試験対策と倍率


ここまで、仙台市役所の採用試験日程と試験概要について解説してきました。

 

ちなみに過去の仙台市職員 事務の試験区分における大卒程度・高卒程度それぞれの合格率は下記の通りです。

 

[令和5年度]

大卒程度(事務) 倍率:6.4倍(最終合格者79名|受験者505名)

高卒程度(事務) 倍率:6.0倍(最終合格者28名|受験者168名)

 

[令和4年度]

大卒程度(事務) 倍率:4.9倍(最終合格者125名|受験者618名)

高卒程度(事務) 倍率:7.7倍(最終合格者25名|受験者192名)

 

[令和3年度]

大卒程度(事務) 倍率:5.8倍(最終合格者100名|受験者579名)

高卒程度(事務) 倍率:5.8倍(最終合格者30名|受験者174名)

 

参考:

職員採用試験実施状況 |仙台市

近年の仙台市役所採用試験の倍率は、大卒程度で約5~6倍程度、高卒程度で約6〜8倍と非常に高く、合格するためには万全の対策が必要と言えます。ここからは、より合格の可能性を高めるための試験対策について解説します。

試験内容ごとの配点

具体的な対策内容について解説する前に、各試験の配点を確認してみましょう。

 

<採用試験の配点(大卒程度)>

 

<採用試験の配点(高卒程度)>

 

合格には面接対策が重要

上記を見て分かる通り、大卒程度・高卒程度両方において、一次試験・二次試験ともに面接試験の配点が非常に高くなっています

 

このことから、大卒程度・高卒程度ともにどんなに筆記試験で点数が高くても、面接試験で高い評価を得ないと合格は難しいと言えるでしょう。しかも、大卒程度の面接は個別面接に加え、グループディスカッションもあるため、より協調性を発揮しつつ自分の考えを伝えるコミュニケーション能力が求められます。

 

ゆえに、合格には面接対策が必須であり、さまざまな面接試験のバリエーションに応じた対策を効果的に行う必要があると言えるでしょう。

 

 より効果的な仙台市職員の公務員試験対策を行うなら

仙台市役所の公務員試験に合格するには、面接で高い評価を受けることが絶対条件と言っても過言ではありません。しかも、面接と言ってもさまざまなバリエーションがあり、個人面接、集団面接、グループディスカッションなど、その特性に応じた対策が必要になります。

 

そして当然、面接だけでなく筆記試験での高得点も重要になります。

 

仙台市をはじめ、二次試験の面接を重視している自治体も多いため、その中で自分自身をアピールできる面接の対策が公務員試験においては最重要ともいえます。

 

おそらくここまでの内容を読んだ方の中には、「試験対策難しそう…」や「一人でうまく対策できるか不安…」と思った方もいるのではないでしょうか?

 

仙台大原簿記情報公務員専門学校では長年のノウハウを基に、筆記試験はもちろん面接試験を突破するためのテクニックを学ぶことができます

 

受験先のリサーチはもちろん、自己分析を徹底的に行い、受験先の志望理由と自身の経験談を結びつけられるように、面接対策を重視しており、「県庁・市区町村職員コース」では高卒程度の合格をめざして、「国家公務員(大卒)・地方公務員(上級)コース」では、大卒程度の合格をめざしていきます。

 

面接やグループディスカッション対策も徹底的に行うため、合格に向けて確実にステップアップすることができます。

   

 まとめ

今回は、仙台市役所採用試験の日程や試験概要について解説しました。

     

合格をめざす方は常に試験の情報には目を通し、準備を欠かさないようにしてください。

 

また、下記の記事では市役所職員になるための方法と、メリットなどについて解説しています。本コラムと合わせてご覧ください。

 

市役所職員になるには?気になる仕事内容、試験内容、メリットについてご紹介| コラム|仙台大原簿記情報公務員専門学校



▲高卒程度の仙台市職員をめざすなら県庁・市区町村職員コース


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この記事の監修者
仙台大原簿記情報公務員専門学校

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