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【仙台大原から大学へ】大学と専門学校の違いと入学から最短4年間で大学を卒業できる大学編入とは?

2023.04.03



仙台大原簿記情報公務員専門学校では、専門学校卒業後に大学に編入する道も用意しています。
学びの幅をさらに拡げたい方や、より高度な学びにより、就職の選択肢を増やしたいという方へ大学進学という進路をサポートしています。
大学編入制度を活用することで資格取得と最短4年間で「学士」を取得して大学卒業も可能です。

また大学と専門学校の違いやそれぞれのメリットを知ることで、自分はどちらが向いているのか、自分の夢を実現させるためにはどちらが良いのかを決める判断材料になります。

その上で専門学校に入学し、学びながら大学に編入することも考えていくという選択肢もあります。
これは文部科学省から正式に認められている進学の形です。しかしこの制度自体、一般的には知名度が低いことから、限られた人しか活用していない傾向にあります。

大学と専門学校のどちらに通ったら良いか迷っているという方は、ぜひ参考にしていただければと思います。


目次

1.大学と専門学校の違い

1-1.大学とは
1-2.専門学校とは

2.大学と専門学校のメリット・デメリット>

2-1.大学のメリット
2-2.大学のデメリット
2-3.専門学校のメリット
2-4.専門学校のデメリット

3.大学編入とは

4.東北エリアの大学編入を実施している大学(2021年度)

5.大学編入のメリット


5-1.最短4年間で大学が卒業できる
5-2.一般入試より入試科目が少ない

5-3.将来の選択肢が広がる

6.専門学校卒業後の編入条件

7.仙台大原から大学編入するスケジュール
8.大学編入を見据えた仙台大原のコース選択

8-1.大学編入におすすめの系統:税理士・会計士系
8-2.大学編入におすすめの系統:ビジネス系

9.大学編入実績

 大学と専門学校の違い

大学は学問の発展を目的とした学術的な研究活動が中心となり、幅広い知識と視野を身に付けるため、一般教養科目が多いのに対して、専門学校は、即戦力として活躍できる知識・技術を養うため、実技・実習といった実践的な教育を目的とした専門科目が中心となります。


大学とは

幅広い教養を身につけるための教育を行う高等教育機関で専門分野に進む知識だけではなく、一般教養科目も学ぶことができ、実践よりも理論重視であるということです。

4年制大学では1・2年で一般教養教育を、3・4年で専門教育を主に受けます。

大学では原則として自由に科目を選択して履修でき、自分の興味のあることを自分の好みに合わせた時間割を作って学ぶことができるという特徴があり、目的に合わせて自由にスケジューリングが可能です。

卒業時に「学士」の学位が与えられ、進みたい道によって学歴を重視しないという職種や企業も多くありますが、就職の際に有利とも言われています。

学費は大学によってまちまちですが、国立大学・私立大学それぞれの学費は以下のようになっています。

ただし、私立大学の場合は大学や学部によっても授業料に幅があり、実習費や施設設備費等が別途かかる学部や学科もあります。

国立大学 4年間でかかる学費 2,425,200円
私立大学 4年間でかかる学費 3,969,723円

※出典:文部科学省 「令和3年度私立大学等入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について (参考2)国公私立大学の授業料等の推移」
※国立大学の額は国が示す標準額、私立大学の額は平均額


専門学校とは

専門学校は職業に直結する知識や技術を習得するための高等教育機関です。

修業年限は2年が一般的ですが、教育内容に応じて1年制から4年制まで幅があります。

工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養の8つの分野に渡り、専門的な知識、技術、国家資格を含む多様な資格が取得可能です。

専門学校は、生活面、学習面のサポートがきめ細かく、高校までと同様に担任制をとることが多く、資格の取得や知識・技能の習得に向けて、学んだことが確実に身につくようサポートしていきます。

2年以上で総授業時間数が1,700時間以上の課程を卒業すると「専門士」の称号が与えられます。

専門学校でも学ぶ内容で学費に幅があり、美容系や調理系など実習が多い学科は学費が高くなります。

専門学校 2年間でかかる学費 2,329,000円

※出典:東京都専修学校各種学校協会調査研究事業部「令和3年度 学生・生徒納付金調査」昼間部 平均額
※入学金に初年度の授業料、設備費、実習費、その他を2倍したものを足して算出



 大学と専門学校のメリット・デメリット

大学と専門学校、それぞれ学びの特徴がありますが、どちらが一番自分の人生プランに合っているのかを選択することが大切です。また下記のメリットとデメリットを参考に、自分の将来を考えてみてください。


大学のメリット

・幅広い就職先が選択できる
・専攻した分野を4年間追及でき、大学院進学も可能
・専攻した分野だけでなく、幅広い知識を得ることができる
・生涯賃金が高くなる傾向がある

大学のデメリット

・私立大学の場合、経済的負担が大きい
・大学でもレベルが低いと就職に困ることがある
・自分のやりたいことややるべきことをしっかり持っていないと、4年間が無駄になる可能性がある
・入試の難易度が高い

専門学校のメリット

・特定の分野を短期間で集中して学べる
・専門分野の求人が豊富
・授業内で資格の取得対策を行うので資格取得率が高い
・同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる

専門学校のデメリット

・特定の分野以外を学ぶ機会が少ない
・進路変更が難しい
・カリキュラムが決まっているため、自由度は少ない
・専門卒では就けない仕事がある


 大学編入とは

高校を卒業後、専門学校等に進学した方が編入学試験を受けて、4年制大学の3年次から入学する制度のことです。
仙台大原では入学して1年目はさまざまな資格の勉強を優先し、2年目に編入学試験に必要な筆記・小論文・面接対策を実施し、10月頃の編入学試験を受けます。

編入学試験に合格すれば大学3年生への編入学が可能です。仙台大原は、大学編入の条件を全て満たしているので最短4年間で大学を卒業することができます。

専門学校でしっかりと資格取得を2年間行った上で、大学編入という選択肢も仙台大原では考えることができます。



 東北エリアの大学編入を実施している大学(2021年度)

例年約7割以上の大学で編入学を受け入れており、約7,000人が毎年4年制大学に編入学しています。

東北エリアでは下記のとおりです(本校調べ)。

◆宮城県:石巻専修大学/尚絅学院大学/仙台大学/仙台白百合女子大学/東北学院大学/東北工業大学/東北生活文化大学/東北大学/東北福祉大学/東北文化学園大学/宮城学院女子大学

◆青森県:青森県立保健大学/青森大学/青森中央学院大学/八戸学院大学/弘前学院大学/弘前大学

◆秋田県:秋田県立大学/秋田大学/国際教養大学/ノースアジア大学

◆岩手県:岩手県立大学/岩手大学/富士大学/盛岡大学

◆福島県:会津大学/医療創生大学/奥羽大学/郡山女子大学/東日本国際大学/福島学院大学

◆山形県:山形県立保健医療大学/山形大学/東北芸術工科大学/東北公益文科大学/東北文教大学/

※詳細は各大学のホームページ等をご確認ください。




 大学編入のメリット

1.最短4年間で大学が卒業できる

浪人すると大学卒業までに最低5年かかりますが、大学に3年次編入できれば、専門学校2年+大学2年の最短4年間で専門学校と大学を卒業できるため、予備校費用等の経済的負担を減らし、就職に向けた資格取得の勉強ができます。

2.一般入試より入試科目が少ない

専門学校から大学に編入するための、編入学試験は一般入試より少ない科目で受験が可能です。

推薦編入学で実施の多い受験科目は面接・小論文となっています。

東北学院大学などでは「英語」「小論文」「面接」のみ、宮城学院女子大学や石巻専修大学では「小論文」「面接」のみで編入学の審査をしています。

3.将来の選択肢が広がる

大学卒業時の就職活動においても、資格を持っている方が有利です。

専門学校で多くの資格を取得し、大学で学問を修めることによって、即戦力として職場で活躍できる人材へとキャリアアップ。志望する職業へのチャンスが広がります。




 専門学校卒業後の大学編入条件

・修業年限が2年以上であること
・総授業時間数1,700時間以上を満たす修了者であること

仙台大原は、これらの条件を満たしております。

 仙台大原から大学編入するスケジュール

編入学試験は6月頃から、各大学が分散したスケジュールで実施しています。

専門学校から大学に編入するためには編入学試験を受験する必要があり、編入学試験は推薦入学と一般入学の2つがあります。

推薦入学は一般入学より入試科目が少なく、仙台大原では、編入希望者のほとんどが推薦入学をめざしています。

またどちらの受験も可能なように一般入学の編入試験対策も行っております。

◆2年次6月~8月:試験要項公開/願書配布

編入試験の有無や試験内容が公開されます、仙台大原では希望者に対し、大学編入ガイダンス・個別相談を行います。また編入対策として編入受験先の決定までの進路相談はもちろん、小論文対策や面接対策を随時行っていきます。

◆2年次8月:仙台大原での成績や出席状況確認

一般編入学は編入資格(専門学校等を卒業した、または卒業見込み等)を持つ人たち全般を対象とした試験ですが、推薦編入学は学校の推薦を得た方を対象とした試験。成績や出席状況が条件になることが多いです。

◆2年次9月:推薦編入学試験の出願開始

◆2年次10月~11月:推薦編入学試験

◆2年次2月:一般編入学試験の出願開始

◆2年次3月:一般編入学試験


 大学編入を見据えたコース選択

仙台大原の2年課程コースであれば、基本的に大学編入を考えていくことは可能です。

ただ編入先の大学での単位互換を考えた場合に、公務員系のコースは最終的に公務員合格をめざしていくことや勉強内容として公務員合格対策の科目のため、単位互換されない科目が多いことから大学編入を見据えた場合はおすすめできません。
それらを踏まえて、仙台大原でおすすめの系統は下記のとおりです。


大学編入におすすめの系統:税理士・会計士系

税理士・会計士系:税理士コース・公認会計士コース
※コース名タップで系統詳細ページへ。

▲有名難関大学の大学生でも現役合格は難しいとされる税理士や公認会計士。
仙台大原では高校を卒業して2~4年間の短期間で難関の税理士試験(科目合格)や、公認会計士試験に合格する学生を毎年輩出しています。

税理士・公認会計士合格者の声を確認する


仙台大原の税理士・会計士系の各コースでは税理士、公認会計士の試験対策に特化して勉強するため、大学生よりも早く難関資格を取得し、就職が可能!
簿記未経験の方でも日商簿記の勉強からスタートするので安心です。

大学編入の実績が一番多い系統です。


【2023年度合格実績】

税理士試験 簿記論
仙台大原 合格率 53.3%
(16名合格/30名受験)
※全国平均合格率 17.4%

税理士試験 財務諸表論
仙台大原 合格率 62.5%
(15名合格/24名受験)
※全国平均合格率 28.1%

税理士試験 消費税法
仙台大原 合格率 28.6%
(2名合格/7名受験)
※全国平均合格率 11.9%

税理士試験 法人税法
仙台大原 合格率 60.0%
(3名合格/5名受験)
※全国平均合格率 14.0%

公認会計士試験 論文式
4名合格

大学編入におすすめの系統:ビジネス系

ビジネス系:マーケティングマネジメントコース・IT経営ビジネスコース・デジタルマーケティングコース・鉄道観光ビジネスコース・総合ビジネスコース
※コース名タップで系統詳細ページへ。

▲取得したい資格を選択できるカリキュラムとなっている総合ビジネスコースや、消費者とのオンラインでの接点の重要度が増えており、一層重要性が高まってきているデジタルマーケターをめざすコースなどこれからの社会ニーズのある職種もめざせる系統です。

2年間で多数の資格を取得して、大学編入をめざしていくことができます。


 大学編入実績

東北学院大学 経営学部 経営学科
東北学院大学 経済学部 経済学科
東北学院大学 教養学部 情報科学科
東北工業大学 ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科
尚絅学院大学 総合人間学部 人間心理学科
文教大学 情報学部
帝京大学 経営学部 経営学科
石巻専修大学 経営学部 経営学科
大阪経済法科大学 経済学部 経済学科 など


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